2006年04月27日

信頼を得るために必要なもの

実名と匿名とコミュニケーションと信頼と。
ekken♂:自覚のない荒らしにとって「黒木ルール」は全く非力です

議論をする上で重要だと思う事は「相手の意見を聞く意思があるのか」という事と、「信頼足りえる人物かを判定できる」事でしょう。
ではその判断は何処で行うのかというと、匿名禁止すなわち履歴で記したように、同一が保証される名称の中で「何を発言してきたか」という履歴です。
理想としては「誰が発言しているのか」ではなく、「何を発言しているのか」によって進めて行くのがよろしいのではないのかと思います。
しかし、理想はあくまでも理想であり、コメント欄の比較的短い文脈で指摘事項を判断するのも難しく、ましてやハテブのコメント欄では短すぎます。(考えるキッカケとしては有効だと思いますが、それ以上は望めないという事です)

「相手の意見への疑問や批判」のみを観点に置くと、コメント欄での匿名でのやりとりも十分に機能する事はあると思いますが、自分の意見を主張を多くの人に納得してもらったり検証を得ることは難しいと思われます。何故なら「TrackBackならば自分の blog に自分の言いたい事が集約されるが、コメントは多数の blog に分散する」からです。

以下のような意見もそれが如実に表れているのではないかと思います。
だいたい、ちょっと批判されたからって実名だ匿名だ言うのってなんかちっちゃくね?いつも読んでいるブログの人がコメントで批判を受けて、匿名だから無視とか言い出したら、ちょっと!ちょっとちょっと〜!ってザ・たっちばりのツッコミ入れちゃいますよ。もちろんその時の状況にもよるけれど、基本的に中立で自分が正しいと思っていることを私は主張したいので、すべての意見に耳を傾けるべきとか言っちゃいそう。相手が得体も知れないと会話できないなんて、それなんて肩書き社会?とかなっちゃいますよ。「え〜い、 静まれ、静まれ〜い、ここにおはすお方をどなたと心得る。さきの副将軍、水戸光圀侯に あらせられるぞ。皆の者ぉ、図が高い!!控え〜、ひかえおろう!!」とかいう時代はもう終わりですよー?
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以前も書いたけど、重要なことは「誰が書いたか」ではなく「何を書いたか」だと思ってる。相手が誰なのかは書いたことに対する付加情報でしかないし、そうとでも割り切っておかないと情報に騙されちゃうからね。
実名と匿名とコミュニケーションと信頼と。
この意見は私にとっても確かに理想であり、「何を発言しているのか」に重点を置く考えです。しかしながら、理想はやはり理想で以下のようにも書かれています
そう考えると、実名か匿名かの前に考えることがあるよね。信頼に足る人かどうか、それがすべてだと思う。こう書いちゃうと、ululunさんの言っていたことに戻っちゃうんだけどね。結局は、実名・匿名論なんて信頼に足る人かどうかの判断基準のひとつにしか過ぎないってこと。
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私にとって、ネット上における実名(=信頼に足る相手)って意外とアバウト。先述した通り、本名知らなくてもサイト知ってれば十分に信頼するし、どんなに有名なサイト持ってても自分が知らないサイトの人だったら信頼とまではいかないだろうし。
実名と匿名とコミュニケーションと信頼と。
要するに、「「誰が書いたか」ではなく「何を書いたか」」と共に、「信頼に足る相手なのか」という要素が必要になってくる訳です。
繰り返しますが、やはりネット上で「信頼」を得る為に必要なのは、「実名ではなく履歴」なのだという事です。「「誰が書いたか」ではなく「何を書いたか」」を言い換えるならば
「何を書きつづけて来た誰なのか」
を示すのが一番早いという事でしょう。
最後に
匿名側である私としては、受け手より「ネット上で批判する際に、相手が自分を認知してくれないと思われる場合、どうしたら自分の意見を相手に受け入れてもらえ、議論することができるだろうか。」という議題こそ考えるべきだと思う。
実名と匿名とコミュニケーションと信頼と。
とありますが、もっともだと思います。相手を強制的に変える事はできませんが、自分自身が手段を考える事は可能です。その為の積み重ねとして、このようにこの記事を書いてみる訳です。
これが匿名禁止すなわち履歴で記せなかった
・ 議論における、ローカルルールの適応範囲について
の一部でもあります。
勘違いされやすい所なのですが、普段から「アレゲなローカルルールなんか守る必要は無い」と言う僕が、こと「黒木ルール」を連呼するのはおかしい、という意見がありますが、黒木ルールはコメンテーターに守ってもらわなくても「ルールとして成立」するのです。

「匿名での批判は禁ずる」という内容からか、コメンテーターに求められるだけのルールと思われがちですが、僕は「黒木ルール」は、「このルールを持ち出すサイト主の側が守るもの」であると思っています。

現実的に匿名者による書き込みを制御できない以上、このルールに同意されない人が守るはずもありません。

つまりいくら黒木ルールを持ち出して「匿名の発言はやめろ」と言い出したところで、嫌がらせ目的の匿名発言をコントロールする事はできないのです。
ekken♂:自覚のない荒らしにとって「黒木ルール」は全く非力です

ローカルルールを守るべきは自分であり、相手に押し付けるものでは無いのだという事だと思います。
posted by suVene at 11:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 議論系 このエントリーを含むはてなブックマーク 
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