2006年05月04日

何が言いたいのかよく分からないけど疑問がある

内田樹の研究室: skype とニート論

この人の頭がよいのか、私の頭が悪いのか、それ以外なのかよく分からないが、この記事で何が言いたいのかよく分からない。
よく分からないが、疑問に思う部分がいくつかある。

まず、Skype について説明があり、「電話ただ掛け」つながりでハッカーの話が出てくるのだが
遠隔地にいる友人や恋人と長電話して親交を深めたいと思うような人間がハッカーになるはずがないから。
内田樹の研究室: skype とニート論

まったく根拠が分からない。
この記事の著者の言葉を借りると、“知的興奮”と“そこからスピンオフする新しいテクノロジー”に価値があり、「電話ただ掛け」は目的ではない。と言っているように見えその部分は同意できるのだが、「遠隔地にいる友人や恋人と長電話して親交を深めたいと思うような人間」は“知的興奮”や“そこからスピンオフする新しいテクノロジー”に価値を見出す人はいないって事に何故繋がるんだろう。意味不明です。

次は、1記事なだけで繋がりがあるのかないのかよく分からない「現代若者論考」について。
ほとんどの若者論は無意識のうちに「排他的」な言葉づかいをする。
・・・ 略 ・・・
社会の変化は「同時多発的」であり、ぜんぜん関連のない領域に「ぼこ、ぼこ」と発現する。
一つの地殻変動が複数の徴候を示すことがある。
だから、「私だけが現実の変化を見ていて、お前たちが見ているのは仮象である」という言い方はできるだけ自制した方がいいと思う。
内田樹の研究室: skype とニート論

同時多発的であり、一つの事象に対する絶対的把握は物事の一面しか見えないような状態に陥れる事が多々あり、単純に善悪・正誤で語れ無いという事を言っているのだと思うのだが、先ほど引用した「〜〜はずがない」という言い回しも排他的である。「言い方を自制」すると言うより、「それ以外理由は存在しない」という態度に気をつけるべきであり、局面を見れば、言い方は断定的で排他的にならざるをえない。ニートの問題で例を挙げている若者論が、異論を認めない形で(排他的に)反論しているのならば著者の言いたい事もわかるけど。

次に、ニート繋がりで記事が続く。
「勤労の義務」は憲法27条に明記されているのであるから、ニートは存在自体が違憲なのである。
内田樹の研究室: skype とニート論

個人の存在が違憲な訳がない。憲法とは、国家権力に対する命令であり、個人や企業とは一切関係ない。そもそも、憲法の話をするならば憲法18条に「刑罰でない限り意に反する苦役に服させることは出来ない」とある。ニートを無理やり働かせるような国家権力があれば、それこそ違憲である。27条1項 については、学者間でも解釈が違っているので、一概になんとも言えないが、「ニートは存在自体が違憲」などという話は明らかに間違いです。

最後は、マルクス、フェミニズムと例が挙がり構造の中で反証、反論する事は、その構造の中からしかできない事への違和感のような話になっているので、結局言いたい事はここなのかな?と思うわけですが、これは歴史における“空気の支配”にも深く関わる部分だと思う。

「(続く)」とあるので、続きも読んでみよう。


posted by suVene at 02:28 | Comment(2) | TrackBack(0) | 議論系 このエントリーを含むはてなブックマーク 
この記事へのコメント
このひとあほですか
Posted by えしあ at 2006年05月09日 11:43
いや、頭いいよ。
Posted by suVene at 2006年05月09日 18:47
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